カイゴのゴカイ
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お墓の心配はするけれど、そのちょっと手前の10年ぐらいについては、まったく考えてない・・という方が多いのではないでしょうか?

 

医学の進歩や公衆衛生に関する知識の向上により、昔よりずっと日本人の平均寿命は延びています。ただ、健康寿命(=健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)については、あまり考えていなったかもしれません。つまり、その差分となる介護が必要になる期間は、昔よりずっと長くなっています。

 

年老いること、介護されること、死ぬということ・・・「考えるなんて縁起でもない」と思っている方は、どうか、こう思ってほしい。

 

「考えないなんて、縁起でもない」

 

介護に関する知識をしっかり持ち、カイゴのゴカイを解き、「いざ」という時のための準備もしつつ、今の生活をよりよくしていく方法を一緒に探していくための情報をお伝えします。

 

 

【ゴカイその1】介護だなんて、まだまだでしょう?

【ゴカイその2】介護保険って、介護保険証もっていれば使えるでしょう?

 

【ゴカイその3】仕事を取るか、介護を取るか、決断しなくては

【ゴカイその4】施設に預けるなんてかわいそう

 

ゴカイその1 「介護だなんて、まだまだでしょう?」

<結論>今日から介護もあり得ます。


「うちの親、まだ若いし元気だし・・・」

「うちの 親・夫・妻 に限って、まだまだ、平気。」

 

ご自身の胸に手を当てて、こんなふうにおもっていませんか?

 ・・・年はある程度とったが、元気でぴんぴんしている、自分の両親。今年の正月も、変わりなく元気そうだったし。

 ・・・いつも通り、仕事に向かった、夫。変わらず元気に手を振ってたわ。

 ・・・いつもどおり笑顔で送り出してくれた、妻。何一つ変わらない日常だよ。

  

でも、さまざまな思いがけない突発的な理由で、急きょ入院。

 

 ・仕事場で胸を押さえて急に倒れた夫。

 ・自宅のカーペットにつまずいて、転び大たい骨骨折した妻。

 

入院して寝たきりの状態が2日続くだけで、若い人でも、筋力があっという間に落ちます。自宅で風邪でほとんど寝た状態で、次の日起き上がるとふらつく経験はありませんか?また高齢者であれば認知機能が急激に落ち、認知症を発症するケースもあります。

 そうなると、いざ退院してきたのち、「介護が必要な状態」になってもおかしくありません。 

 

また、突発的ではなく、ゆっくり症状が現れることもあります。いわゆる「老化」です。

久しぶりに電話をしてみたら、言っていることがつじつまが合っていない、好きだったことにまったく興味がなくなっている・・など認知症を発症しているかもしれません。

 

ロコモティブシンドローム という言葉を聞いたことがありますか?

運動機能障害のために移動能力の低下をきたして、要介護になっていたり、要介護になるきけんのたかくなったりする状態を「ロコモーティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。

2007年、日本整形外科学会は人類が経験したことのない超高齢社会である日本の未来を見据え、このロコモという概念を提唱しました。いつまでも自分の足で歩き続けていくために、ロコモを予防し、健康寿命を延ばしていくことが今、必要なのです。

 

いつ自分が直面するかわからない「介護」について、心の準備と正しい知識をぜひ持っていただきたいと思っています。

 

ゴカイその2 「介護保険証を持ってれば使える?」

結論:持っているだけでは使えません。市役所に申請して初めて介護保険が使えるようになります。

 

みなさんおなじみの「健康保険証」は、直接、医療機関に持っていけば使えますね。

しかし、この「介護保険証」は、直接、高齢者福祉施設や、福祉用具を扱うお店に持って行っても、使うことができません。

 

「え!?1割負担じゃないの?」

 

この保険証を使うためには、これを有効化する必要があります。

そのためには、役所に持っていき、申請し、受理され、介護度が決まって初めて使えるようになります。介護度(要支援1,2・要介護1,2,3,4,5の全部で7段階)により、利用限度額が変わってくるため、すぐには使えないようになっています。

 

申請には、印鑑やかかりつけ医の連絡先が必要になります。

また、この保険証は65歳の誕生月に、お住まいの地域の役所から送られてきます。

 

介護保険のサービスを使いたいと思ったら、まず役所で申請しましょう。

 

 



株式会社ウィントリア

 

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