SNEP(スネップ)とは

SNEP(スネップ)という言葉、聞いたことがありますか?
SMAPと間違えて書いたわけではありません。恥ずかしながら、私、実は初めて知った言葉です。
SNEPとは、孤立した(Solitary)無業の(Non-Employed)人びと(Persons)を指します。より詳しくは「20~59歳の、結婚したことがなく、学生でもなく、家族以外との人付き合いがない、孤立状態にある無業者」と定義されています。
最近は「SNEP(スネップ)」という言葉が「NEET(ニート)」に代わって注目を集めているそうです。
NEETは34歳までですが、SNEPは59歳までと幅広く、なかでも、リストラや病気などで社会のレールから外れてしまった人たちはSNEPに陥りやすい傾向があるといいます。近年急増しており、東京大学の最近の調査によると、2011年の時点で約162万人に達すると報告されています。これは日本の未婚で無職の人(約256万人)の約60%にも相当する規模。
特に女性においては介護離職をきっかけとしてSNEPに陥る例が多く見受けられるそうです。
 介護と仕事の両立、という観点に立つと、仕事を続けるメリットはもちろん、お金のこともありますが、社会的に孤立しなくて済む、というのは、とても大事なことと思います。
(筑波大学 堤円香・写真:Toffee Maky)