2015年7月に、株)インターリスク総研が調査した「仕事と介護の両立に関する企業実態調査」の報告が発表されました。
http://www.irric.co.jp/research/pdf/care_and_work.pdf
介護離職の発生状況を見ると、従業員規模が小さい企業は介護離職者が殆ど発生していない現状にあるが、従業員規模が 300 名以上の大規模企業では、約3割の企業において介護離職者が発生していた、とのこと。
介護離職者が発生した場合には経営に大きな影響を与える可能性が高く、多くの企業が介護離職に対して課題認識をしている現状にあることが明らかになりました。
公的介護保険制度に関する勉強会・セミナー等の実施は、課題と感じている企業が約37%と多いものの、実施できている企業は約8%と少なく、また、企業の仕事と介護の両立支援制度の周知を実施している企業も約26%にとどまり、従業員に対する教育・周知の取組みの実施を強く推奨したいということでした。
私どもウィントリアでは、仕事と介護の両立のために、「ヒト(頼れる専門家や仲間は誰か)・モノ(制度などの知識)・カネ(実際にどのぐらいかかりどうしたらいいのか)」の整理に加え、「ユメ」、つまりご本人やご家族がどうしたいか、どうしてほしいかを整理する大切さをセミナーでお伝えしています。
全国各地、いずれでもお引き受けいたしますので、セミナーのご用命、お待ち申し上げております。
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